Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://towerofmusiclover.blog111.fc2.com/tb.php/76-18c3db67

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム

「李歐」と「わが手に拳銃を」の違い

高村薫さんの新作「太陽を曳く馬」を読んでいる関係で、福澤彰之シリーズ一作目の「晴子情歌」を読んでいます。ある程度まで読み進めたら、こちらで感想を書こうかと思っているのですが、なかなか進まず…。

それとは別に、とある事情で「李歐」と「わが手に拳銃を」をおさらいすることになり、読書中。

李欧 (講談社文庫)李欧 (講談社文庫)
(1999/02)
高村 薫

商品詳細を見る

「李歐」は、単行本である「わが手に拳銃を」を改稿改名し文庫本として出たものです。
「わが手に拳銃を」を読んだのは、かれこれ10年以上前。先日、別冊宝島「もっとすごい!!このミステリーがすごい!」で久し振りに書名を見て懐かしくなりましたが、さて、どんな話だったかな、と久し振りに開いてみたら…。
わが手に拳銃をわが手に拳銃を
(1992/03)
高村 薫

商品詳細を見る


なんだこりゃ!

一読して、思わず大爆笑。ストーリーが全然違う。そして登場人物の扱い方もまったく違う。
まず、笹倉から拳銃を奪った時のパートナーが、「わが手に拳銃を」では守山で、「李歐」では李歐。
そして、田丸の取り扱い方がまったく違う。
「わが手に拳銃を」では、リ・オウという名前ですが、「李歐」ではもちろん李歐になっていて、登場回数やストーリーの絡ませ方がまったく違う。
忘れてはいけない原口も、やっぱり違う。
ここまでくると、完全に別の小説ですよ、これは。(いや、別の小説として書かれているんだけれど。)

「わが手に拳銃を」を初めて読んだ当時、文庫本「李歐」がちょうど発売された時期で、文庫本の表紙のあの桜色の華やかさに目を奪われましたが、物語についてはあまり印象に残っていなかったのです。
でも、今現在は、「李歐」の方が格段に物語としては好きです。登場人物の造詣も、ストーリー展開も、大陸についての記述も。
やっぱり、笹倉から拳銃を奪う時の「とにかく降りて来いよ、どうして降りて来ないんだ!」がないと!!

「李歐」は高村小説の中でも初めて読むにはオススメの一冊ですが、やはりその認識を改めて実感。
来月下旬は桜の季節。桜が表紙の「李歐」、ぜひどうぞ!
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://towerofmusiclover.blog111.fc2.com/tb.php/76-18c3db67

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム

Appendix

プロフィール

高坂(タカサカ)

Author:高坂(タカサカ)

月別アーカイブ

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。