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「芝浜」リベンジ

今日は上野へ落語を観に行きました。夜の部で「たっぷり「芝浜」を聴く会」をやっていて、主任が毎日変わる趣向です。
上野には鈴本演芸場があります。以前、年明けに開催される新春爆笑特別興行のチケットを取りに行って、その帰りにアメ横に寄ったら思わぬ収穫があったという。そう、アメ横は実はおまけ(苦笑)。おまけのわりには楽しみすぎだわ。。

落語は今日で2回目。1回目は、今年の新春爆笑特別興行でした。場所は同じく鈴本演芸場。大勢の噺家が出て非常に楽しい時間を過ごしました。その時のトリ(主任)は春風亭小朝でした。演目は「芝浜」。古典落語の中では超有名な噺です。それまでとても楽しく噺を聞いていたのに、なぜだろう、「芝浜」の途中でウトウトしてしまい…。一応最後まで聞けたことは聞けたんですが。
というわけで、今日の「芝浜」はリベンジ!

夜の部は17:20からですが、入ったのは18:45頃。観た演目は下記の通り。

落語「冬の噺①」 柳家小はん「出来心」
(途中から入ったので、「出来心」ではなかったかも。サゲが違ったので。)
太神楽曲芸 仙三郎社中
落語 入船亭扇遊「干物箱」
仲入り
落語「冬の噺②」 柳家小里ん「御慶」
紙切り 林家正楽
「芝浜」 柳家三三

偶然、「干物箱」も「御慶」も知っている噺だったので、楽しく聞けました。噺家が肉付けを行っているので本で読んだ時よりも違う印象。ちなみに、私が読んだ本は、ちくま文庫の「落語百選」。「干物箱」は秋、「御慶」と「芝浜」は冬に収録されています。

紙切りは、前回見た時も驚いたけれど今回も驚いた! 切った紙をOHPで投影して見せてくれるんですが、細部にわたって見事な出来栄え。今回のリクエストは、「討ち入り前夜」、「道灌(どうかん)」、「芝浜」、「第九」。「討ち入り前夜」で相当苦労していましたが、四十七人の赤穂浪士が討ち入り前夜に蕎麦屋に居る、という設定で切っていました。「道灌(どうかん)」は噺を知らなかったので残念ながら「?」って感じ(苦笑。家に帰って調べました)。「芝浜」はさすがに今日の演目なので知ってます、海で朝日を見ながら煙草を吸っている場面でした。「第九」はいわゆる歓喜の歌なので、指揮者とコンマス、それに何人かの演奏者を切っていました。うーん、次回は何とかリクエストを考えて切ってもらいたいものだ。

さて、今回のお目当ては、柳家三三さん。さんざ、と読みます。この方は映画「しゃべれどもしゃべれども」で主演した国分太一さんを指導した人です。私がよく拝見している落語のブログで、若手の真打の中では三本の指に入る、と絶賛されているので、以前から気になっていた人でした。

登場するやいなや、マクラもなしにいきなり噺がはじまり、一気に噺の世界へ。魚屋がなんともワルイ魚屋で…おかみさんは実直な人柄という雰囲気。「昔からやけにはっきりした夢を見る癖があったんだよ!」にはやはり笑わせてもらいました。そして、三年後おかみさんが嘘をついていたことを告白する場面では、「はっきりした夢を見る癖なんてないんだよ!」と言って、そこでまた笑う! この辺の組み立ては小朝とは全然違うなあ。サゲの直前をちょっと盛り上げすぎたので、サゲは静かな雰囲気で終わりました。観に来ていたお客さんの99%はサゲの文句を知ってたと思うんで、サゲまでの流れに対するお客さんの期待感みたいなものをひしひしと感じました。

いやー、三三良かった。また観たい。今度は主任でない時の噺を観たいなあ。
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