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権太楼噺爆笑十夜2日目@鈴本演芸場

前回からかなり間の空いた久々の落語だけど、毎年恒例のゴールデンウイークの権太楼。楽しみにして行ってきました!

落語 柳家甚語楼「たぬきのサイコロ(狸賽(たぬさい))」
紙切り 林家正楽「相合傘、藤棚、狸賽、猫の綱渡り、鮎」
落語 桃月庵白酒「浮世床から「本」」
落語 柳家さん喬「そば清」
漫才 ホンキートンク
落語 柳家さん助「雛鍔(ひなつば)」
落語 柳亭市馬「雑俳(ざっぱい)」
仲入り
三味線漫談 林家あずみ
落語 春風亭一之輔「置泥(おきどろ)」
太神楽曲芸 仙三郎社中
落語 柳家権太楼「火焔太鼓」

ゴールデンウイーク初日となる土曜の夜。客席は7〜8割程度埋まっていて、雰囲気良し。

トップバッターの甚語楼さんは、まだざわつく客席を落ち着かせるように話芸でコントロール。分かってるっていう感じで、さすが。噺は初めて聴くもの。落語の演目はたくさんありすぎるなあ。
続く紙切り正楽さん。相変わらずの鋏さばきで難しいお題も難なくクリア。もう少し出番が後だと良かったな〜。
久しぶりの白酒。特別興行なだけあって顔付けも豪華。ゴールデンウイークは寄席がいい、というマクラから、こちらも初めて聴くものだったけど、安定の白酒クオリティで笑わせてくれる。
さん喬さん、ほんとに久しぶり。東京にそば屋が多い理由というマクラがきたので、これは!と思っていたら、案の定、演目は必殺の「そば清」。もう、間違いない感じ。そばが美味しそうすぎる。それにしても江戸には80万人もの人が居たんですか、すごいな。
漫才のホンキートンクは初見。曲が「ギザギザハートの子守唄」なのは、そういう年代だからですねー。テンポが速くて相方の言葉に敢えてかぶせてくる芸風のよう。面白かった。
さん助さん。春に真打になったばかりで、真打初高座とのこと。名前からして、さん喬さんの弟子かな。こちらの噺も初見。うん、抑揚が出たらもっと面白くなると思う。
仲入り前の最後は市馬さん。こちらも久しぶりだったけど、演目が前にも聴いた「雑俳」。私はどうもこの噺の良さが分からないんだよね……。

仲入り後は、あずみさん。たい平の弟子で、すべり芸と本人が申告するほど。矢野顕子のモノマネで歌うとのことで、会場のかなりの人が矢野顕子を知っていることにビビっていた。矢野顕子が意外と有名なことに私もビックリ。
龍玉さんがお休みで今日は一之輔さん。相変わらずの上手さで、擬人化ドローンの話から心の闇というマクラで「置泥」こちらも得意な泥棒噺とは今日は贅沢な感じ。さすがの面白さで、夫も一番印象に残ったとのこと。
太神楽曲芸は、初めて見るお弟子さんがいてスリリングで面白かった。話芸だらけの中でこういった芸は寄席に風を吹き込んでくれる。

そして本日の主役である権太楼さん。演目は「火焔太鼓」でやはりこれも初見だったけど、やり取りを反復するという芸をやらせたら、やはりこの人は上手い。すんごい笑った!

権太楼さん、やはりハズレなし。そして顔付けも最高でした。
次は、友達に誘われた落語会だけど、抽選とのことで当たるといいな〜。


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