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第三十三回こしがや落語会「さん喬・市馬・花緑 三人会」

偶然にも、今朝の日経新聞に花緑のインタビュー記事が。内容は、まあ、うん(ちょっと微妙)。。
今、世間一般で最も知名度のある落語家って誰なんでしょうね。立川談志なのか、志の輔なのか、春風亭小朝なのか、昇太なのか。それとも笑点効果で桂歌丸だったりして。上方だったら、桂三枝や笑福亭鶴瓶でしょう。

さん喬や市馬や花緑は、寄席を観に行っている人じゃないと名前が挙がらない気がするのですが、知っている人ならば、たまらないラインナップ。
オープニングから見逃すまいと、仕事をサクッと上がって行って来ました、サンシティ越谷市民ホール。年配率高い!

落語 立川談吉「十徳」
落語 柳家喬之進「金明竹」
落語 柳亭市馬「笠碁」

仲入り

落語 柳家花緑「野ざらし」
落語 柳家さん喬「幾代餅」


オープニングで三人登場してくれるかと思ったけれど、開口一番で出てきたのは二つ目になったばかりという立川談吉さん。立川流のどなたか(聞き取れなかった)のお弟子さんらしいです。
この次が三人のうちの誰かかと思いきや、座布団をひっくり返した談吉さんが退場途中にめくりをめくって出てきた名前は、柳家喬之進。あらっ。
この時点で一人一席であることが確定。「もし二つ目が三人出てきたらどうしよう」と思いましたが、次のめくりに市馬の名前が出てきたのでホッとしました(笑)。

市馬さんのマクラは、師匠だった柳家小さんの話。さん喬が兄弟子とのことで、さん喬・市馬・花緑全員が小さんの弟子であることが判明。今日はそういう趣向とここで初めて気付いた(苦笑)。
小さんの趣味が剣道であることは知っていましたが、市馬・さん喬も剣道をやるとは…。昔の話を聞くと、今と時代が違うとつくづく実感。昔は時間がゆったり流れているように感じます。
今日はジメッとしたはっきりしない天気だったせいか、「笠碁」をかけていました。この噺は花緑が演りたかったような気がする(花緑の笠碁は通常とサゲが違うらしいです)。穏やかでつい聞き入るような噺でした。演者が市馬さんだったからかもしれません。
仲入りでロビーで寛いでいた時、「情景が見えるようだった」と話しているお客さんがいました。

仲入り後は花緑さん。花緑はいつもうぐいす色の着物を着ている気がする。
タクシーでの運転手との会話(ソープランド帰りと間違えられた)から太鼓の皮は馬の皮であるマクラから「野ざらし」へ。
持ち時間に対して短い噺を選んでしまったのかな、と思うような間延びした感じの「野ざらし」でした。正直、今日の会場&お客さんだと、空回りしていたような…。もっと正攻法の噺の方が良かったような気がします。

さあ、トリのさん喬登場。少し緊張したような雰囲気で、マクラも東北の震災のお見舞を静かな口調で語りはじめ、場内の雰囲気も静かに。でも、普通に話しているだけなのに、ふっと笑わせてくれるんですよね。何だか、話す技術が違うという感じ。
そして語りはじめた噺は「幾代餅(いくよもち)」。聴いてみたいと思っていた噺で、もう期待感でいっぱい。そしてさん喬の正攻法、人情噺とくれば、丁寧な人物描写、表現の高さに「これはもう落語なんだろうか、芝居と言っていいんじゃないだろうか」とそんなことを思いながら観ていました。
甚五郎噺のようなサゲのない終わり方でしたが、それが上品で、今日の会にはこの終わり方で合っている、深い余韻を残した高座でした。

ああもう、いい高座だったな!
前に出てきた人がすべて霞むくらいに良かったです。
やはり、私が一番好きな噺家はさん喬だと、改めて強く思った夜でした。
こういった、芝居を観ているような人物描写と情景描写、静かな語り口、でも時折ふっと笑わせてくれる、もちろんドッと笑わせてもくれる、そんなドラマティックな噺をするさん喬師匠。
夏の鈴本演芸場の権太楼・さん喬の会は観に行かなくちゃなあ。

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