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[C134] 病跡学から

こんばんは。
カフカの「変身」懐かしい想いです。
学生時代にむさぼるように本を読んだ時期に、
読みました。
おぼろげながら思い出しながら、エントリを読みました。
この「変身」はやはり、カフカ自身の体験と言われています。
あの描写からすると、
カフカ自身が『統合失調症』だったのではと病跡学では言われています。
そして、私は今、「海辺のカフカ」を買ったのはいいのですが、
まだ、「アフターダーク」で止まってます。笑

難解と言われて、敬遠していた、
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が新訳されたみたいで、
読んでみたいです。
ああ、ダンテの「神曲」を挫折した思い出がよぎる。苦笑

[C135] 病跡学ですか

kinesさん、こんばんは!
病跡学という言葉を初めて知りました。そういった研究があるんですね。

「アフターダーク」は読んでいないのですが、「海辺のカフカ」はすごく良いですよ。春樹の中では一番好きかもしれません。「1973年のピンボール」と「レキシントンの幽霊」も好きなんですが、引越しの時に荷物を上手くまとめていなかったようで、行方不明になってます…。

「カラマーゾフの兄弟」は、今すごく流行ってますよね。私も気になります。
ダンテの「神曲」は、私の好きな作家・高村薫さんが「照柿」という小説の中で少し触れていて、とても気になってるんですよねえ。
古典と呼ばれる小説はどうも難解なイメージがあるので、なかなか手が出ませんが(苦笑)。
  • 2008-12-22
  • 高坂
  • URL
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カフカ「変身」

久し振りに本の感想です。
今回取り上げるのは、古典ともいうべき、カフカの「変身」です。カフカを読むのはこれが初めて。
「変身」はタイトルはずっと前から知っていて、冒頭の部分も実は本屋でめくってみて知っていたのですが、なぜか触手がなかなか伸びず…。
今回、村上春樹「海辺のカフカ」を読み直すにあたり、本家カフカを一冊くらい読んでみようということで「変身」を手に取ったという次第です。

「変身」は短編で、思っていた以上にするりと読めたのですが、読後感としては主人公の救いのなさに愕然と…。
主人公はグレーゴルという、この話の一家の長男。父は事業に失敗して、家には多額の借金が。そのせいか父は働かず家で無気力に過ごしています。母は身体が弱く、家のことを切り盛りするので精一杯。妹はバイオリンが好きで賢いけれども、まだ学校に通っていて仕事などしていません。つまり、グレーゴルは一家を背負って働いている身なのですが…このグレーゴルにある朝、異変が! なんと、グレーゴルは平べったい虫になってしまったのです。

この虫なんですが、とにかく大きいんですよ。成人した男性が虫になってしまったような大きさなので、ソファの下に隠れると大きすぎて身体がはみ出すという。父が投げたリンゴが背中に食い込んで取れないというくだりがあるのですが、それだけ身体が大きいんです。
そんな虫が、部屋の中をごそごそ天井やら壁やら這いずり回るのだから、これはもう想像すると気持ち悪いとしか言いようがない…。だから、グレーゴルは一転して家族の厄介者になってしまうわけです。

この話にはグレーゴルの外見の変身、家族の暮らし振りの変身(一家総出で働くようになる)と、何通りもの変身が出てきます。最後の場面は、まるで影と光というように、グレーゴルと家族三人(両親と妹)の明暗がはっきりと書かれており、終わり方はとても清清しいのですが、そこにはグレーゴルの姿はありません。
両親の借金のために働き、妹をバイオリンの学校に行かせてやりたいと算段をつけていたグレーゴルは何ひとつ報われず、そして厄介者となってしまうという哀れな顛末は、清清しい終わり方と相反して救われないという苦々しさを感じました。

今回、読んだ本は白水uブックスが出しているカフカ・コレクションの一冊で、カフカについての解説が本の後半に掲載されています。そこに載っているカフカの生い立ちや一生を見ると、グレーゴルはカフカ自身であるというように思えます。
カフカは生前ではまったく評価されず、死後三十年ほどして評価をされた作家のようですが、死後に評価されるということは、当人には一体どんな意味を持つのだろう、そこには救いはあるのだろうかと疑問を感じました。

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こんばんは。
カフカの「変身」懐かしい想いです。
学生時代にむさぼるように本を読んだ時期に、
読みました。
おぼろげながら思い出しながら、エントリを読みました。
この「変身」はやはり、カフカ自身の体験と言われています。
あの描写からすると、
カフカ自身が『統合失調症』だったのではと病跡学では言われています。
そして、私は今、「海辺のカフカ」を買ったのはいいのですが、
まだ、「アフターダーク」で止まってます。笑

難解と言われて、敬遠していた、
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が新訳されたみたいで、
読んでみたいです。
ああ、ダンテの「神曲」を挫折した思い出がよぎる。苦笑

[C135] 病跡学ですか

kinesさん、こんばんは!
病跡学という言葉を初めて知りました。そういった研究があるんですね。

「アフターダーク」は読んでいないのですが、「海辺のカフカ」はすごく良いですよ。春樹の中では一番好きかもしれません。「1973年のピンボール」と「レキシントンの幽霊」も好きなんですが、引越しの時に荷物を上手くまとめていなかったようで、行方不明になってます…。

「カラマーゾフの兄弟」は、今すごく流行ってますよね。私も気になります。
ダンテの「神曲」は、私の好きな作家・高村薫さんが「照柿」という小説の中で少し触れていて、とても気になってるんですよねえ。
古典と呼ばれる小説はどうも難解なイメージがあるので、なかなか手が出ませんが(苦笑)。
  • 2008-12-22
  • 高坂
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