Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://towerofmusiclover.blog111.fc2.com/tb.php/204-eb48d3e3

-件のトラックバック

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム

柳家小三治独演会@松戸市民会館

今日は待ちに待った柳家小三治独演会@松戸市民会館へ行って来ました。
会場のお客さんは約8割がご年配の方…小三治が68歳ですからね。その中にも子連れのお客さんがちらほら。そういえば、亀有で花緑の独演会を観た時も子連れの方が何人かいらしたなあ。

柳家一琴 「初天神」
柳家小三治 「死神」
仲入り
柳家小三治 「千早振る」

前座は柳家一琴。小三治の7番目の弟子とのこと。小三治には何人、弟子がいるのかなあ…。
それにしても、いつも独演会に行くたびに思うのは、弟子と師匠、圧倒的に噺口調が違うんですよね。弟子はまだ噺の言葉が自分のものになっていないというか、同化していない、台詞を言っているように感じてしまうんです。
独演会でお客さんを呼ぶのだから、師匠が圧倒的に上手いのは仕方ないんですが…。

そして、小三治登場。
ちょっと光沢のある黒の着物に、黒の羽織り。「プロフェッショナル~仕事の流儀」でも話してましたが、いつも黒い着物を着て高座に上がるんだそうです。いかに自分を消して噺の登場人物になるか、という理由だそう。
世の中は上手くいかないということをぽつりぽつりと話しはじめます。何だか落ち込んでいるというかグレているというか、どうしたんだろう?(この理由はのちほど判明)
原油高騰の理由からアメリカ大統領選の話をしつつ、先のことはわからないと言ってやはりグレ気味。そして噺に入っていきます。

以前、図書館で小三治のCDを借りたというエントリを書きましたが、あの後、実は「死神」と「宿屋の仇討」そして「らくだ」を借りました。でもまだ聴いていなかったんですが…聴いてなくてよかった。途中で死神らしい人物が出て来た時、「あ、死神だ!」という喜びを感じることが出来たので。演目がわかる瞬間が一番楽しいです。
さて、この「死神」、かなり長い噺で大作です。ストーリーも、とてもドラマチック。一度、生で聴いてみたいと思っていたのですが、まさか小三治で聴けるとは!
演じる方で随分印象の変わる噺じゃないかと思うのですが、小三治版はコミカルな印象。滑稽噺なんじゃないかと思うくらい。医者になる男もだらっとしているし、死神もどろんとしている。「早く火を移さないと死ぬよ」の部分も、他人事のようにとてもスロウに話しています。「風邪がもとで死ぬ」という言葉どおりのサゲは秀逸すぎて、なんというか洒落ているなあと感じました。
そんな約一時間の大熱演(といいながらもさらっとしているんですが)で仲入りへ。

後半は、羽織を浅黄色のものに変えて登場。
やはり、世の中は上手くいかないというような話から…。どうしたんでしょ??
そして「死神」の話を。「死神」は大作で、普通なら最後にやる演目なのになぜいきなり最初に演ったか、それはこの会場がとある時刻になると「蛍の光」を流すから、と…。なんじゃそりゃ(爆笑)。
どうやらこの「蛍の光」は自動的に流れてしまうそうで、止められないんだそう。「早く火を移さないと死ぬよ」のところで「蛍の光」が流れたら台無しだ、と。まったくだ。

それから、話はプロ野球へ。急に熱く語り始めましたよ~。今年は阪神を応援していたのに最後に追いつかれた、そして逆転されたというところで、自分は元来巨人ファンだったことに気付いたと…。なんじゃそりゃ(苦笑)。
どうやら小三治の応援するチームは、ことごとく肝心の試合で負けるのだそうで…。
それから、広島のホテルで偶然、阪神の選手と一緒になったことなどを話し、知らないのに知っているふりをするのはだめだ、だけど知っているのに知らないふりをするのはもっとだめだ、さらに悪いのは知らないのに知らないふりをすることだと話しながら、噺へ。
…っていうか、最後の「知らないのに知らないふりをする」っていうのがどういう事例を指すのかよくわからなかった(苦笑)。

「千早振る」は「死神」を演っている時と比べてどことなくリラックスした雰囲気。会場のお客さんもかなり打ち解けた様子で、自分のペースで笑っているという感じでした。

演目が終了し、皆が退場している途中、マイクで小三治の声が。はじめ、何か音声を流しているのかと思ったのですが、どうやら小三治の肉声のよう。その内容が、「日本シリーズの途中経過ですが、仲入りの時には巨人が負けていました。今、高座を下りて聞いたところ5‐2で逆転」と。
野球が気になってそわそわしてたのか!!
半分ほど残っていたみなさん、心優しい拍手を送っていました。

CDの小三治の声は88年録音というだけあって当時48歳。全盛期と思われる張りのある声でしたが、今の小三治の声は無理をしないやさしく包むような声でした。
なので、会場が笑いに包まれると何を言っているのか聞き取れないくらい。本当は大きな会場でなく、小さな会場で演るくらいなのがちょうどいいのでしょうね。
後ろに座っているおじさんの笑い声が周囲の中でひときわ大きく、終了した時は耳が痛かったな~(苦笑)。

スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://towerofmusiclover.blog111.fc2.com/tb.php/204-eb48d3e3

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム

Appendix

プロフィール

高坂(タカサカ)

Author:高坂(タカサカ)

月別アーカイブ

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。