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「李歐」「わが手に拳銃を」比較

3月に高村作品の大阪地どりを敢行したわけですが、その後、「黄金を抱いて翔べ」文庫版を読了し、そして先日、ずっと図書館から借りていた「わが手に拳銃を」を読了しました。
大阪地どりのレポートも溜め込んだ状態なので、これをきっかけに、ばんばんアップしたいものです。

さて、大阪地どりの対象にもなった「李歐」は、「わが手に拳銃を」を文庫にする際に全面改稿したもの。もはや、まったく違う小説となったと言っても過言ではないかと。
今回は、その比較検証です。(以下、「わが手に拳銃を」は「わが手に」


1.一彰のキャラクター造形
  わが手に→こだわりなさすぎ(私の主観です)

2.橘敦子の夫(橘助教授)
  わが手に→登場人物の一人として登場。敦子が一彰と浮気をしていることを知っている

3.田丸のあだ名(キャラクターを象徴するものなので、キャラクター造形も随分違います)
  李歐→田んぼのおまる
  わが手に→石、三越のライオン

4.一彰の母の死に方
  李歐→一彰を捨てて駆け落ち、その後、異国で病死
  わが手に→一彰を守ろうとして守山工場で撃たれる

5.リャオ(漢字が出ませんでした)
  李歐→ナイトゲートの事件の手伝いを一彰にさせる、その後、拷問死
  わが手に→爺さんとして登場、ほとんど事件に関わらず

6.李歐の話す言葉
  李歐→英語は話さず。中国語
  わが手に→リ・オウは英語が母国語

7.拳銃を盗む段取り
  李歐→李歐と一彰のみ
  わが手に→守山と李歐が盗んでゴミ箱に入れたものをリ・オウと一彰が取りに行く

8.原口との関係
  李歐→李歐と原口は味方
  わが手に→リ・オウと原口は敵方(リ・オウが原口を殺す)

9.咲子との関係
  わが手に→知らぬ間に夫婦になっている

10.息子の名前
  李歐→耕太
  わが手に→裕一

ざっくりと列挙しました。
比較といっても、話の根幹がまったく違っているので、大まかな違いしか挙げておりません。

「わが手に拳銃を」では、一彰の視点から一彰の人生の話ばかり書かれていたので話の軸がブレていた気がするのですが(リ・オウに対する説明が不足していた? どちらかというと、拳銃にまつわる話、という感じなのか?)、「李歐」では、李歐の人生をより深く描いて、一彰と李歐という軸を作ってそれを中心に話がめぐっていくという感じになっています(拳銃はあまり関係がなくなったので、タイトルも「拳銃」を外して「李歐」にしたのでしょうか)。

各々の小説の感想は、また別のエントリで。

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